体格について
日本の野球選手では、メジャーの選手と違い、細身の体格の野球選手が多いです。なぜなら、日本人の体にはパワーのある大きな体を作るよりも、柔らかい筋肉をつけた方が体にあっているからです。
とはいえスポーツ選手であるため、一般人よりも遥かに大きい体をしています。ただ、メジャーの選手と比べてしまうと大きさやスケールに物足りないかもしれません。
そのため、メジャーの選手は、あの体格でないと打つことのできない高い弾道の打球や、低いライナーでスタンドまで運ぶパワーなどと、日本人選手では見ることのできない、打球の弾道やホームランを見ることができます。
しかし、大きな体でないと、ホームランや強い打球は飛ばせない訳ではありません。柔らかい筋肉をつけることで、スイングスピードを上げ、パワーではなくスピードでホームランを打つことができます。また、ボールに掛けるスピンを増やす技術も合わせることで、多くのホームランを打つことが可能です。高めのボールをスピードのあるスイングで振りぬいたり、低めの球にスピンをかけることによって、上手くすくい上げて、長打もホームランも細身の体でも打つことができます。また、それにより、足も速くなるため、打つだけでなく、野球に必要な体を作ることもできます。