野球の戦略

にぎり

日本の野球における戦略を投手編と野手編に分けて、その1部を簡単に説明していきます。

メジャーでは、

投手戦略では、先発ピッチャーが、相手チームの1巡目の選手たちに、ピンチの時では投げないボールをあえて投げておき、そのボールの印象を残しておきます。そのため、ホームランバッターにたいしてインコースを攻めたり、大きめのカーブを投げて印象付けをしておきます。そして、2巡目以降、その選手と対戦した時に、相手の打者が待っていそうなインコースのボールを投げずに外角だけで攻めたり、速いボールを投げてタイミングを外させます。

野手の戦略では、先発投手をはやいイニングでマウンドから降ろすために、ファールで粘り球数を多く投げさせます。それにより、相手投手に疲れが見えてきた中盤以降、一気に打つことに転じてチームで攻めます。そのあとに中継ぎ投手が出てきても、先発ピッチャーがエースの場合や、苦手としている投手の場合などは、早い回でマウンドから降りてもらえるため、有効な方法です。

野球を見る際は、チーム全体が1回から9回まで、どのような戦い方をしているのかを考えながら試合を見ると今までよりも面白く試合を見ることができます。試合の見方が変われば、野球を見ることの楽しみ方が1つ増えるからです。

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